2022夏の出来事

察しの通り、憤死以来、コロナになり、10日間の”自宅謹慎”を経て、何もしないまま日本クラス別選手権に挑んでまいりました。コンディションは最悪なものですが、今回の目標は”出場する事”にありましたが、結局感じた事は仮に万全で望めていたとしても90キロ級で闘うのは限界かなと言う事でした。長年90キロ級に固執して来ましたが、寄る年波により身長が低くなって来て体の体積が少なくなり、仕上げて90は限界だと言う事です。成績がどうとかではなく、自分という作品の完成度が低い状態で出場するのがどうかなと感じたゆえで、来年以降は階級を下げようかと思います。という事で今回90キロ級最後の年になったのですが、今回の大会で不思議なことがありましたので少々お付き合いください。僕は100回近くコンテストに出場していて、フリーポーズの音源を間違えて持って行った事なんかなかったのに、今回それがおこった。ビルパンとCDさえあればコンテストは出場できるをモットーにいつものポーチにそれだけは忘れずに入れるのが習慣になっていた。ところが現地入りした日の夜、ホテルで確認したところ入れたはずの音楽CDに書かれているタイトルは”2021クラス別-90kg"・・・・。我が目を疑った・・間違えて去年の音源を持って来てしまったのだ。しかし、今回、コロナの件もあり、新曲でほとんど練習をしておらず、アドリブでやり過ごす予定でいたので、去年のフリポーズの様子をyoutubeを観て思い出してやればなんとかなるかと焦りながらも冷静に対応して試合当日を迎えたのであった。予選が終了し、決勝フリーポーズ審査が始まった。去年と同じ曲とポーズで自分のステージが終わり舞台袖にはけてバックヤードを歩いていると、次のエントリー選手の神田選手のフリーがはじまった。
曲は何と今回のために僕が本来用意した"ターミネーター"の曲。” ダダンダンダダン、ダダンダンダダン・・・・”
もし間違えて持って来なかったら完全に被っていた。しかも連続で。これはフォースの力が働いて普通なら無いことが起ったに違いないと思わざるを得ない出来事でした。・・大会の結果は新しい世代の台頭もあり、4位でしたが、無事大会に参加することができて良い2022年の夏の出来事でした。

去年は105今年は130

青田さんの名前の入った表彰状になるなんて時代の移ろいを感じます。